ソファを選んでいるとよく耳にする、オットマンやスツールという単語。「なんだか見た目はよく似ているようだけど、何が違うんだろう?」そんな風に思ったことはありませんか?こちらの記事では、オットマンとスツールの違いを解説します。どちらともうまく使いこなせれば、便利な上にインテリア上級者になれちゃいますよ♪
スツールとは
スツールには、ソファと同じ素材で作られているタイプもあれば、木製のタイプ、またはアルミ製のスツールもあります。では、スツールとは何に使うものなのでしょうか?
背もたれが無い椅子
スツールとは、背もたれが椅子のこと。ですから、背もたれが無いソファもスツールですし、カウンターなどで見かける、背が高くて背もたれの無い椅子もスツールです。
来客時に役立つ
「背もたれが無いなんて座りにくいのでは?」と思いますよね。しかし、スツールはソファや普通の椅子よりも場所をとらず、移動が楽です。来客時に座る場所が足りなくなってしまった場合でも、スツールがあればサッと対応できます。
靴を履くのに便利
最近の住宅の玄関の段差は、10cmから20cm前後の場合が多いですが、この高さ、危険はないものの、座って靴を履く方には少し低すぎるのです。そこで、あまり場所をとらないスツールが玄関に一つ置いてあると、非常に重宝します。
スツールに座れば、靴を履きながらよろけることもないので、足腰が弱い方でも安心です。
オットマンとは
見た目はスツールと変わらないように見えるオットマン。スツールとの違いは何なんでしょう?
足を乗せるためのもの
オットマンの名前の由来は、古代のオスマン帝国から来ていると言われていますが、現在は足を乗せるための家具を意味しています。オットマンは、ソファに座って足を伸ばしたい場合に、ソファの前に置いて両足を乗せて使います。
ちなみに、ソファとセットで購入できることが多いアイテムの1つ。だいたいのオットマンは、スツール代わりとしても使えます。座るのか、足を乗せるかで呼び方が変わっているのです。
足を乗せてリラックスできる
ソファに座って両足をオットマンに乗せると、とてもリラックスできます。2人掛けソファを横に使っても良いですが、それではソファに1人しか座れませんよね。カウチタイプのソファなら両足を前に投げ出すことも可能ですが、その場合は、部屋にカウチソファを置くスペースが必要です。
オットマンがあれば、必要な時だけソファの前に置けばいいので、スペースを気にする必要がありません。
足がむくみにくくなる
足を乗せるのは、リラックスするためだけでなく、足のむくみ対策にもなります。両足をオットマンに乗せることで、足に溜まった血流が心臓へ戻っていきやすくなります。
妊娠中の方やデスクワークの方、または立ち仕事の方は足がむくみやすいので、オットマンを活用するのがおすすめです。
オットマンとスツールの意外な使い道
とても便利なオットマンとスツール。実は、座ったり足をのせたりするだけじゃなく、他の使い道もあるんです。スツールやオットマンは邪魔になりそう、なんて考えている方は必見ですよ!
バッグの置き場になる
スツールやオットマンを、玄関やリビングの入口付近に置いておけば、一時的な荷物置き場として使えます。仕事や買い物から帰ってきた時は、ついついバッグや荷物を、床やテーブル、またはソファに置きっぱなしにしてしまうもの。
オットマンやスツールに荷物を置けば、部屋が散らかった感じになりません。
サイドテーブルとして使える
オットマンやスツールを使わない時は、ソファの横やベッドの横などに置いみてください。そうすれば、サイドテーブルとして使えます。
スマートフォンや雑誌、リモコンなどを置いおけるので、メインのテーブルが散らからずにすみます。
観葉植物などを置ける
オットマンやスツールに観葉植物を置くと、とってもおしゃれです。少し高さのある場所に植物を置くと、インテリアのおしゃれ感が増しますよ!
観葉植物だけのために棚を買うのはもったいないと思っている方は、スツールやオットマンを活用してみてください。
オットマンとスツールの選び方
スツールとオットマン。例え同じものだったとしても使い道が違います。そのため、やはり使い道に沿った選び方をしなければなりません。ソファとセットで購入する場合は大丈夫ですが、スツール、オットマンを単体で購入する場合には、選ぶ際に気をつけなければならない点があります。
オットマンの場合
オットマンを選ぶ場合は、手持ちのソファの座面の高さと同じか、少し低めのものを選びましょう。座面よりオットマンが高いと、両足が乗せにくく疲れてしまいます。
また、座面の固さが自分に合っているかもチェックしましょう。
スツールの場合
スツールの場合は椅子として使うので、テーブルの高さと合わせる必要があります。特に食事や作業で使う場合はこの点がかなり重要になります。
テーブルの高さと椅子の座面のの差は、だいたい27cmから30cmが適当です。ただし、身長や好みによっても違うので、いつも使っている椅子とテーブルで確認してみましょう。
物を置く場合の選び方は?
オットマンやスツールの上に置くものが雑誌やリモコン、バッグなどなら、ソファと同じ素材でも大丈夫です。
ただし飲み物や植物などを置きたいなら、座面が固くて平らなものを選びましょう。
おすすめのオットマン&スツール
ソファスタイルでは、さまざまな特徴をもったオットマン、スツールをご用意しています。ぜひあなたにピッタリのオットマン、スツールを見つけてみてください。
オットマン
まずはおすすめのオットマンをご紹介します。オットマンも触り心地や大きさなど様々なデザインがあります。お気に入りのオットマンを見つけてみてくださいね。
サイドテーブルにもスツールにもなる便利アイテム 日本製オットマン
ポケットコイルを採用した、しっかりとした座面が特徴のオットマン。スツールとしての座り心地も抜群です。ハイタイプの脚とロータイプの脚が付いているので、高さ調節もできます。フラットで少し固めの座面には、物を置いても安定感があります。6色のカラーから選べるので、どんな部屋にもマッチしますね。
色褪せることのないブラック 木肘レトロソファ オットマン
レトロな雰囲気が何とも素敵なオットマン。こちらは同じシリーズのソファとセットで購入するのもおすすめです。オットマンとしてはもちろん、1人掛けのスツールとしても使用できます。普段はオットマンや、サイドテーブルとして使用して、来客時にはスツールとして使えば、一つで3役こなせますね。ソファと組み合わせて、統一感のあるインテリアコーディネートをお楽しみください。
安心の日本製で長くお使いいただける ヴィンテージスタイル オットマン
こちらも、レトロな雰囲気を漂わせるヴィンテージテイストのオットマンです。フラットでやや硬めの座面で、本やお盆を置くのに便利なサイドテーブルとしても活躍します。ゆとりある設計なので、大人がゆったり座れます。来客用のスツールとしても◎ですね。水や汚れに強い合皮素材で、お手入れが簡単なのもポイントです。
遊び心のスパイスを カバーリングモダンデザインローソファ オットマン
ナチュラルテイストや北欧テイストのお部屋にピッタリなのが、こちらのオットマンです。木脚とファブリックカバーの組み合わせが、ほっこり優しい印象を与えてくれます。脚が先に向かって細くなる「テーパードレッグ」で、スタイリッシュなデザインです。グリーン、ネイビー、ブラウンと落ち着いたカラーバリエーションですので、お部屋に自然となじむでしょう。同じシリーズのソファもご用意しております。
柔らかな印象を与える天然木のシンプルデザイン 北欧木肘ソファ オットマン
こちらのオットマンは、高さ38cmとちょうど良い高さです。無駄のないシンプルなデザインで、脚部には天然木が使用されています。座面は程よい硬さがあるので、サイドテーブルとしてもピッタリです。落ち着いた色合いのネイビーはどんなお部屋にも合わせやすいですよ。
スツール
続いておすすめのスツール5選をご紹介します。どれもおしゃれなスツールばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
ぬくもり溢れる上質空間 無垢材リビング家具シリーズ スツール
加工されていない、自然素材で作られたハイスツール。座面の高さは60cmなので、87cmから90cmくらいのテーブルと合わせるのがもっとも適しています。無垢材でしか出せない色合いや質感は、観葉植物の置き場にも最適です。荷物の一時置き場や、サイドテーブルにも使えます。使っていくうちにどんどん味がでる、この無垢材が気に入られたら、シリーズで揃えてみるのもおすすめですよ。
優しい天然木の風合いが楽しめる スタッキング機能付き スツール
こちらは、丸い座面の形とカラフルなカラーバリエーションがかわいらしいスツールです。複数のスツールを重ねられるので、収納する場合でもスペースをあまり必要としません。玄関に置いたり、子供部屋で勉強を見て上げる時に使ったり、洗濯物を干す時に洗濯カゴを置いたりするのもおすすめです。複数個購入する場合は、同じ色で統一するのも良いですが、あえて色を買えるのもおしゃれです。
小さくても頼もしい味方になる 20色展開大容量収納スツール
こちらの大きなブロックのようなデザインのスツールは、座面の下が大容量の収納になっています。きれいな四角形なので、部屋にデットスペースを作りません。カラーはなんと20色から選べ、素材にも種類があります。玄関に置けば防災用具なども収納でき、子ども部屋ではおもちゃの収納にピッタリ。もちろんテーブルと合わせて、ダイニングソファのように使っても◎。オットマンとしても使用できます。
ふっくらクッション 子供に安全安心のコーナー型キッズプレイマット スツール
小さなお子さまがいるパパ・ママにおすすめなのが、こちらのスツールです。スツール2台をプレイマットの周りに置けば、キッズスペースのできあがり!お部屋のコーナーを活用することで、省スペースに役立ちます。硬すぎず柔らかすぎないウレタンを使用しており、安全性も◎。外側も、抗菌・防汚性に優れた素材でできています。
快適な レイアウト自在ヴィンテージデザイン ダイニングソファ スツール
味わい深いヴィンテージテイストが魅力の、おしゃれなスツールです。細身に仕上げた脚がスタイリッシュ。無骨なインダストリアルスタイルにもピッタリです。同じシリーズのダイニングソファと合わせて、オットマンのように使うのもおすすめ。座面カラーは、レザーブラウンとファブリックネイビーのいずれかをお選びいただけます。
オットマン付きソファ
最後にオットマン付きのソファをご紹介します。オットマンとしてだけでなく、多機能なものを厳選しました!
細部まで魅せるこだわり デザインマルチソファベッド
ソファとしてもベッドとしても使える上に、スツール兼オットマンがついているこちらのソファは、一人暮らしの最強の味方です。デザイン性も高く、座面の下は収納スペースになっています。108mm×50mmのスツール兼オットマンを使えば、ソファはカウチソファにもコーナーソファにも変化します。ひじ掛けの棚も、ベッドボードとして、サイドテーブルとして大活躍。どの部分にもマルチ要素がある、おすすめソファベッドです。
6カラーから選べる 肌触りが良いコーデュロイソファ 1人掛け オットマンセット
温かみのある生地が魅力のコーデュロイソファのオットマン付きです。 背もたれと肘かけにそれぞれ14段階のリクライニング機能が付いているのが特徴で、極上のくつろぎ空間になること間違いなし。 カラーは6色展開で、お好きなカラーをお選びいただけます。
高級感のあるデザイン カバーリングフロアソファ オットマンセット
カバーリング仕様の落ち着きのあるローソファのオットマン付きです。ゆったりとした座面でちょっとしたお昼寝や男性のごろ寝にもぴったり。オットマンとともに高さのないロータイプなので、お部屋を開放的に見せることができます。また、こたつと合わせた際にオットマンを座布団として使用するのもいいですね。
ぬくもり溢れるファブリック素材 木肘コーナーカウチソファ
木製アームが印象のコーナーカウチソファのオットマン付きです。オットマンとして単体としてだけでなく、ソファ本体のクッションを入れ替えることでカウチシートとしてもお使いいただけます。北欧テイストやナチュラルシンプルなお部屋にぴったりのソファです。
気軽にスタイルチェンジができる組み替え自由な 3人掛けカウチソファ
こちらは、自由にパーツの組み替えができるオットマン付きソファです。カウチソファとI型ソファ+オットマンにアレンジ可能。スツールと座面のクッションの位置を入れ替えるだけで、女性でも簡単にスタイルチェンジできます。ソファで過ごすおうち時間を充実させられますよ♪
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【まとめ】オットマンとスツールをマルチに使いこなそう
オットマンとスツールは似ているけれど、使い道が違います。しかし座面が低いスツールなら、もちろんオットマンとしても使えます。ソファとセットで売られているものは、だいたいがオットマンとスツール兼用タイプです。
さまざまな使い道があるオットマン、スツールは、実はとっても便利な家具。おしゃれな物置に、片付けるための一時置き場に、マルチな家具として活用してみてくださいね。